トラブルシューティング【アルテグラクランク12sを11sで使用】

Bicycle

自己責任で12sクランクを11sへインストール

 8月3日に発生したバキバキ音を直すために、クランクを交換する事にしました。いろいろ調べてアルテグラ8100シリーズの12s仕様の最新クランクFC-R8100(170mm、50/34)を選択しました。

 12sを11sに使用する事をシマノは推奨しておりませんが、問題なく使えたという話が沢山あるので自己責任でやってみる事にしました。

 結果は全く問題なく使用できました。今までアウター52/インナー36でしたが、貧脚には50/34の方がいいと思い変更しました。フロントディレイラーの位置も合わせる必要があるのですが、全く何もしないポン付け状態で、不具合なく何事もなく作動しております。

 今後、ワイヤー交換と共にフロントディレイラーの位置も再調整する予定です。

本当にクランクは割れたのか?

 FC-R8100は簡単にインストール出来て問題は解決しました。なので、破損したと思われるFC-R6800を分解してみました。

 4つのアーム内3本は、粉を噴いた様に白くなっていますが、破断面の様に見えた部分は2ピース構造の分割ライン(パーティングライン)でした。どこも割れている様子はありません。素手でこじった程度ではびくともしません。

ハンマリングを行うが、、、

 クランク本体単独、チェーンリング単体とクランクASSY状態でハンマリングで異常振動を見ましたが、ほぼ問題なしでした。クランクASSY状態でシャフトの中央から右に20mm付近で異常振動が検出できました。非常に小さく周波数も高くどこかで共振しているようですが、クラックが原因とは思えません。構造要因のように感じました。

 要は原因は特定できませんでした。接着部分の白い粉は、何かを物語っているのでしょうが剥離を示す証拠は発見できませんでした。

 かなり派手な音でしたし、べダルにも振動が伝わって来ていたので相当酷い状況と判断したのですが、実際は微細な剥離が原因なのかもしれません。結局のところ、何が起こったのかは分かりませんでした。

 FC-R6800は、2017年にアルテグラ8000シリーズが出た時に買ったものなので6年くらい使いました。チェーンリングも交換したいと思っていたところで、今回の不具合に見舞われたので交換時期という意味でいいタイミングでした。

 変速もスムーズで速いので、12sインストールも選択肢に入れていいと思います。メーカー推奨ではないので、くれぐれも自己責任でお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました