北欧デザインの腕時計に関して記事を書いたので、関連で以前から書こうと思っていた「スキーウェアにぶら下げる時計の作り方」を紹介します。
腕に時計をしているとスキーの途中で時間を見るのは意外に大変だと思います。なので、仲間内でも胸から吊り下げている人がいますが、ほとんど自作で作っているようです。来シーズンに向けて、私も作ってみました。
![](https://i0.wp.com/2fuuan.com/wp-content/uploads/2020/08/8195b7bd94221ce5123b78f1b8a3e5c5.jpg?resize=306%2C404&ssl=1)
もともと普通に使っていたALBAのアナログ腕時計を改造しました。
用意したのは、
- ナイロンベルト18mm
- 水道用Oリング
- キーホルダーリング
の3点です。ベルトは、安くて使いやすそうだったのでNATO軍ベルトのようなものを見つけて使いました。色も豊富なので、ウェアーに合わせやすいと思います。
水道用のOリングは、ベルト全体を束ねる目的で使っています。あった方が簡単でいいと思いますが、糸で縛るとかいろいろ代用できるので工夫次第で不要です。私の場合は、ベルト巾が18mmなので全周36mm=Φ11.5mmという計算からΦ12mmのものを買ってきました。
キーホルダーリングは、家に転がっていたものをそのまま使っています。この辺りもいろいろ使えるものがあると思いますので、あるものでOKです。
![](https://i0.wp.com/2fuuan.com/wp-content/uploads/2020/08/a935bb2aab511473479acc595874615e.jpg?resize=440%2C310&ssl=1)
作り方
- 普通にナイロンベルトを時計に取り付けます。
- 普通にベルトを通してベルトをバックルで固定します。
- あまったベルトの先端を再びベルト固定部に差し込みます。
![](https://i0.wp.com/2fuuan.com/wp-content/uploads/2020/08/55bb2b004aeefb05ab7f1b5730009e3f.jpg?resize=513%2C342&ssl=1)
このナイロンベルトは、両方の時計ベルト固定部を貫通するように差し込んで時計を固定するので、写真の右側に余るはずのベルト端をさらに右のベルト固定部に差し込むことで写真の形になります。
- Oリングを写真の右からベルト全体を束ねるように入れます。
![](https://i0.wp.com/2fuuan.com/wp-content/uploads/2020/08/05255f90ffc3a07088c1138b067bfd67.jpg?resize=495%2C346&ssl=1)
- リングをベルトに装着する。
はい、完成です!ベルトの余りを差し込むのにコツがあって、精密ドライバーのマイナスで少しづつ押し込むとか、時計の位置とかいろいろ試しながら作る必要はありますが、難しくはないと思います。
比較的簡単に出来上がりますし、ベルトが500円でOリングが150円(2個入り)くらいなので、1000円あれば絶対に出来ます。まあ、もっと簡単にいろいろ作れると思いますが、ほとんど改造なくあるもので作れますので失敗はないと思います(失敗しても元に戻せますからね)。
最初は12時を上にして作ってみたのですが、12時を下にしたナースウォッチ方式の方が見やすいので、ナース式にしています。好みですが、ナイロンベルトだとどっちでも出来ますので試してみるといいと思います。
気になる方は、シーズンまでの暇なときに試して見て下さい!コロナ禍での今シーズンの行方はまだ分かりませんが、滑れると信じています。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/1762/000000030611.gif?resize=728%2C90)
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