前回、WahooKICKERにセットしたミニベロの前輪位置調整用の台が壊れた話をしました。その時は、上下2枚あったボード(MDF)を上下入れ替えて応急処置したつもりでしたが、見た目は大丈夫だった下のボードも疲労破壊されていて、VP-X93ペダルのグリスを打ち換えた後に確認で踏んでいると割れました。
自転車整備録【自作WahooKICKER用前輪台が疲労破壊】
自作したWahooKICKER用の前輪台のボード(MDF)が、約6か月で疲労破壊してしまいました。
右の写真の奥にあるのが、再び破壊された元々は下にあったボードですが、見事に今回割れました。ボードは、切れ端が残っていたのでまた2枚作りましたが、そのままではまた割れるので、ガレージにあった厚さ13mmの木の板で補強する事にしました(木の年輪も考慮して貼っています)。
ガレージにあった切れ端の板を接着しただけですが、これでボードのたわみはほぼ抑えられるはずです。その結果、タイヤによる荷重は左右の勘合部に剪断応力として働くので、強度は格段に上がったと思います。
当初は、硬質ウレタンでも上下の板の間にいれてたわみ応力を吸収するつもりでしたが、たわみを無くして両サイドで荷重を受けたほうが設計的にも正しいですね。
前輪台は最悪何か置けば、問題ないのですが、「トレーニング中の走行データや心拍を表示するスマホとトレーニング指示メモを置く台」と「ボトルホルダー」が、前輪台と一体化しているので、これが無いとトレーニングがやりにくくてしょうがないのです。これら全てガレージにあった木材の廃品で作っているので、お金は掛かっていません。
持っておくと便利な工具でいうと電子トリマーですね。こればあると溝が簡単に作れるのでDIY派であれば、必須アイテムかもしれません。
リンク
コメント