ひとまず改善FTP:197W←188W
この状況はひどいもので、冬に下げてしまった3月のFTPと同等です。4月に209Wまで戻したのに、その後は坂道を転げ落ちて現在に至っています。
冷却改善効果
前回のレポートで5月、6月と暑くなるに従いトレーニングでパフォーマンスが落ちる原因を「体内の蓄熱によって熱中症の初期症状のような状態になっている」と仮定しました。7月の冷却改善トレーニング結果の報告です。
今までは体にまんべんなく風を当てる意図で扇風機の首を振っていましたが、とにかく冷却しないといけないので、なるべく正面から体前面に風があたるようにしてみました。これが、思った以上に効果が見られました。
日付 | TSS:結果/目標値 | HR最大値 | HR平均値 | HR159~ | HR142~158 |
2021年5月12日 | 125/126:99% | 172 | 147 | 31% | 43% |
7月13日 | 107/126:85% | 181 | 156 | 63% | 17% |
7月16日 | 107/126:85% | 175 | 153 | 45% | 34% |
7月20日 | 113/126:90% | 174 | 151 | 39% | 37% |
7月23日 | 110/126:87% | 171 | 150 | 35% | 43% |
7月27日 | 110/126:87% | 172 | 149 | 28% | 48% |
7月29日 | 111/126:88% | 173 | 149 | 33% | 45% |
7月16日以降の練習から風の当て方変えています。7月13日の運動強度と同じかそれ以上の負荷がかかっていますが、最大心拍数も平均心拍数も下がっています。7月27日は天気が雨で、気温が2-3℃低かったので、最高心拍数領域での運動時間が少し減っています。
心肺機能への負荷状況は、5月12日と同じレベルになっていますが、運動強度は目標に届いていません。せめて5月レベルのFTP210W程度まで、8月で戻して「乗鞍ヒルクライム」を迎えられるかが今後の課題です。
7月は、心拍数をかなり意識して踏みましたが、今回の結果から風さえしっかり全身にあて続ければ心拍は意識しないでいいことが分かりました。8月はパワーを意識して心肺に負荷をかけながら踏んでいきたいと思います。
効果的なトレーニングにする為の工夫
ガレージ等で十分なクーリングが出来ない状況で、トレーニングを重ねている方は冷却に十分留意して効果的なトレーニングを実施してください。今思えば当たり前ですが、やってみないとなかなか分からないものですね。
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