パワートレーニング講座【FTP220Wの壁を越えろ】

Bicycle
DSC_0336

失敗の繰り返し

 最近は、パワートレーニングの記事を書いていませんでしたが、トレーニングはやっています。しかし、再び220Wの壁にぶち当たり3月から仕切り直しです。

2月までのFTPテスト結果

 グラフで分かるように2021年の1月からFTPのテスト結果が下がっています。3月のFTPテストは下旬を予定していてこれからです。去年の7月も220Wから転落しており、暑さがその元凶かと思って秋に入って慎重にトレーニングを進めて12月のFTPテストで再び220Wをクリアしていました。

昨年秋の練習データ

トレーニングルール

 月頭にFTPテストを実施して、その結果で「その月のFTPを決定する」という手法でトレーニングしています。もともとFTPの上げ幅(ステップ)は10Wでしたが、秋から5Wステップにしています。

 自分のトレーニングプロトコルは、VO2maxに的を絞っています。TSSで言えば「126」以上でトレーニングレベルを超えていて、それ未満だとトレーニング強度が不足している事になります。表の下から2番目にTSSがありますが、210W:62.5%→215W:37.5%→220W:14.3%と月別のクリア率が下がっています。

FTPテスト結果の罠

 この練習(強度)クリア率が下がってもFTPテスト結果は上昇していました。そして、年明けの1月では、再びFTP減少になり、トレーニングも満足にできない状況に入ります。昨年の7月と同じ状になってしまったという事です。7月は、暑さの為に体力が消耗されてしまい、トレーニングが出来なくなったと考えました。確かにそれも原因の一要素ではあると思いますが、体力の基礎キャパシティの問題だと今は考えています。

 本来、LSDやスイートスポット強度トレーニングを入れながら、VO2max強化トレーニングをやります。しかし、コロナの影響で外での練習を自粛していた今回のケースでは、ガレージでのVO2maxトレーニングのみを実施していました。

 地力の限界に近くなるとその強化を行わないと、オーバートレーニングになってしまい自分の地力限界を超えられないというのが、私の今の推論(結論)です。

 但し、TSS:126レベルのトレーニングは、翌日に疲れが残るような強度ではないので、インターバル中の強度が体(生体システム)に影響をおよぼすと思われます。逆に、生体への刺激として作用し強化されると考えていたのですが、何らかの見落としがあるようです。まあ、生理学者ではないので当然でしょうが、、、

ルール変更

 FTPテストで次のステップに進める結果が出ても、前月のVO2maxトレーニング結果が、月の後半2週間で「下記3条件を全てクリアしている場合のみ」FTPを上げる事に変更します。

   無酸素運動時間:トレーニング時間比7%以上
   無酸素運動+有酸素運動時間:トレーニング時間比27%以上
   TSS:126以上

 結果がどうなるかは分かりませんが、こんな感じでまたトレーニングをやっていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました