パワートレーニング講座【失敗する前に機材の整備を!】

Bicycle
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 7月、8月とトレーニングが不調で、このブログにも記事を書けないでいました。下の表中の赤文字が、トレーニングがうまく出来ず途中で負荷を下げて終了した日です。8月はひどいもので、体を休める期間を取りました。また9月は設定FTPを下げてトレーニングしていました。

トレーニング記録7月~9月

 9月のFTPテストは、1日は途中中断でした。さすがにまずいと思い慎重にトレーニングしてから、23日に再度FTPテストしましたが、またもや中断です。

 9月1日も23日も20分間の平均値として230Wを狙って踏んでいました(換算FTPでは218.5W相当です)。しかし、9月25日は目標を220Wに下げてスタートしました。

 以前から少し気になっていたクランクの異音と違和感が、ウォーミングアップ時点で発生して、機材をZ501からCrestに急遽途中変更してテストを再開しました。

左がZ501 右がCrest

 Crestの踏みごごちの「滑らかさ」と「ダイレクト感」に感動です。「ああ、こんなに違うのか」と思いながらテストは無事終了しました。結果は、

  ・20分平均値:218.5W
  ・換算FTP値:207.6W

でした。

 これは、20分の目標値を約4%下げたから無事終了できたのか、機材を変更したことが大きかったのかは分離できません。Z501のBBをフレームから取り外してみるとシャフト長軸方向のガタ感があり、手で回した時にあるはずのグリスの抵抗感がありませんでした(シールを外して中を見るとグリスは存在していました)。

 このBB不調でどれくらいのロスが発生したか不明ですが、仮に3~5%あればFTP:200Wでトレーニングしている人で6~10W数値がずれます。ぎりぎりを狙っていると踏み切れなくなる可能性が高いです。このロス分はパワーメーター表示には反映されていないので、表示の230Wのつもりで踏んでいると実は240Wでしたという事です。

Z501クランク

 パワートレーニングは、数値が基準なのでこれが間違っていると何をやっているのか分からなくなりますから、機材の整備はしっかり実施する必要があります。

 ちなみにZ501のBBはシェルサイズ68mmのシャフト113mmでした。同サイズのシマノBB-UN55を発注してあるので、交換出来たら自転車整備録でレポートする予定です。

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