スローライフは楽しい【Zwillingナイフで栗の鬼皮むき】

Slowlife
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 栗の収穫をすれば、次は鬼皮むきと渋皮むきという作業が待っています。今回は鬼皮むきに使う刃物についてお話をしたいと思います。普通は包丁を使うと思います。私もずっと料理に使う三徳包丁でむいていましたが、先日自分が鬼皮をむくタイミングで包丁が使用中だったので、波刃の小さなナイフを使ってみました。

Zwillingのユーティリティーナイフ
波刃

 ずっと家にあったZwillingというメーカーのユーティリティーナイフで波刃のものです。どうもトマト、サンドウィッチ、パン等の軟らかいものを切ったりするのに使うものらしいです。

 二風庵のものは、全長は22cmで柄の部分が11.5cmくらいの小型ナイフです。

 そもそも、鬼皮をむくとき丸いお尻側に刃を入れるのが普通だと聞きましたが、自分は尖った先端側から刃を入れます。ここはどちらでもいいと思いますが、私は先端派です。三徳包丁だと手を切らないように結構気を使っていましたが、この波刃が秀逸で、波1つに鬼皮を当てて、ひと波分動かせば鬼皮が切れるので簡単かつ安全です。

先端に刃を入れる様子
先端を少し落とした後に鬼皮を削いでいく

 意外に力は必要なく、ナイフのサイズも手のひらに収まっているので使い勝手もいいです。三徳包丁だと刃を滑らしたときに力加減を誤ると親指の腹に刃が当たるので危険です。

 波ひとつ分を手の感覚で捉えることが出来るので、安心感があるのだと思います。正直感動ものでした。

 Zwillingが優秀でよく切れるのかもしれませんが、力加減が分かりやすく、お子様でも大丈夫な印象です。ちなみに二風庵のナイフはかなり古いので同じものは、今は存在しないようです。アマゾンで調べると近いものが二つありましたので、参考にしてみて下さい。

ひとつむいてみました。

 写真用にひとつむいてみました。栗は、水やお湯につけたりしていませんが、簡単にむけました。むいた鬼皮をみて分かるようにナイフで少し鬼皮をむいてから、手でむいていけるので楽ですね。

 私は左利きなので、ナイフを左手に持っています。右利きの人は逆になります。波刃は片刃なので、利き手によっては感触が違うかもしれませんが、問題無いと思います。

 栗の鬼皮をむくのって苦手な人が多いかもしれませんが、手になじむ小型の波刃ナイフを見つけると簡単に出来るかもしれません。季節の味覚を楽しむために、1本探してみては如何でしょうか? 引き出物とかでもらったやつが、案外自宅にあるかもしれませんね。

祝、熊本県国道57号線全線開通!

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