最近は、筍も終わりで今シーズンもたくさん食べました。今朝、小さな絵に描いたような小型のやつが採れました。この手は、根っこが地表に近くてもともと細めの竹じゃないと採れません。
135gで手のひらサイズですから、普通に皮をむいて茹でてもどれほども食べられないので、丸焼きにすることにしました。調べてみるとガスコンロで直に焼いたり、200度のオーブン、グリルといろいろやり方はありました。手軽に出来そうなので、アルミホイルに包んで普通のオーブントースターで20分焼いてみました。
20分後にアルミホイルをあけてみると「あれ、見た目は変化なし」という感じで、竹串で皮を貫通させて中の感じを確かめると「ああ、いけてる」という感じです。
包丁で縦に真っ二つにしてみました。そこから皮から拾い上げるような感じでゆっくり身を取り出していきます。この時点で、茹であげた筍と同じ香りがしています。意外にいけそうな予感です。
味付けはオリーブオイルとピンク岩塩
薄く斜めに刺身の要領で切って、ここにオリーブオイルとピンク岩塩をミルで少しだけ挽いてかけます。
記憶に残る余韻=春の味?
味は「Theタケノコ」で普通でした。高校生の息子は、ホクホクして芋みたいと言っていました。採ってすぐは「あく」は無いと言われていますが、後味として舌の端っこに僅かに苦みを感じます。
もちろん、嫌なものではなく「フキノトウのてんぷら」を食べた時に感じる「春のにがみ」と同じグループのもので「あくまでも余韻」です。ちなみに調理は、採ってから1時間以内です。
タンパク質リッチな筍を食べつくせ
上の写真で下に少し黒い点がありますが、ここから根っこが出てきます。我が家では、この部分は食べずに捨てています。今回は食べましたが、いつもは上2/3の少し黄色みを帯びた部分だけ食べます。円錐形の部分も、この段のサイズが1cmあれば切って分離します。上は普通にたけのこ料理としていただきます。分離した下の部分は繊維感が強いので、そのままは食べないでみじん切りにして、チャーハンに混ぜてご飯の代わりします。筍は、タンパク質が豊富なので固い部分はみじん切りで利用することが多いです。
筍のタンパク質情報は下の記事に参照ください。
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