近所の人と裏の山を整備しています。元々は、私が薪ストーブに使う薪を探しているのを知っている近所の方から声をかけてもらい「切った木を薪にどうぞ」というギブアンドテイクで始まっています。
ここ伊勢原でも昔は、薪で炊事をしたりお風呂を沸かしていたそうですが、今はやりません。そうすると山に育つ木を切らなくなって、手に負えなくなるくらい大きく育ったり、藪になって山が荒れ放題になるという構図です。昔は薪が燃料なので、「ある程度育てば木を切って」「必要な分をまた育てる」という循環が成り立っていたそうです。
裏山を見た時のイメージが上の写真です。実は上の写真の右側は既に整備して通路にしてあります。それが下の写真です。この下の写真では、倒した木の幹は既に運び出してあって、その木たちの枝が左手前にいます積んであります。
通路を奥に入って左手側の状況が、左の写真です。ここも倒した木は既に移動してあるので空間となっています。
この写真に昔倒されて放置された木があるのが、分るでしょうか?これも薪にしておけば燃料になったのですが、放置されて今更薪になる状態ではありません。
また、ここは本来写真にある太い竹は無かったとの事ですが、このままだと竹林と化してしまうかもしれません。笹を全て処理するかどうかはまだ話をしていませんが、かなりきれいになることは間違いありません。
一度整備しても手間を惜しんで、何もしなければ1年で藪と化してしまいます。手をかけ続けなければ、里山は維持できないのです。
たまたま、我が家に薪ストーブがあって、「薪を作るために」と「笹と竹が我が家の裏庭に侵入してくるの防ぐ」というモチベーションがあるのでやっていますが、通常は出来ないと思います。
働き方改革で、自宅で仕事をする人が増えて、趣味で里山に手を入れたい人が出てくれば、いいのでしょうが、、、
昔は自然と一緒に暮らしていたので、年中何かしら仕事があって「それそれは大変だった」かもしれませんが、動き回っていたので今より健康で時間を有効に使えていたのかもしれません。
1ヵ月もすれば、タケノコの季節になります。里山に関われば、多少は恵みも与えれれるので、誰かやりたい人はいませんかね?
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