今シーズンの自分の課題である「正しく前後差を使って、自重でスムーズなターン」を覚える道具として、R11-12m、センター巾68-70mmの板を物色していました。もちろん新品ではなく中古品です。
メーカーはどこでも良かったのですが、たまたまオークションにAtomic XTi 157cm:R11.1m、121/70/107mmが出ており運よく落札出来ました。クーポン等も利用して送料込み13800円でした。出品者の方の迅速な対応で、11月14日夜に落札して11月17日の午前中には商品が手元に届きました。
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中古ですから使用感はありますが、十分使えます。但し、メンテは必要なので、久しぶりに自分でエッジのサイド面をファイルで削り、滑走面を少しメンテしワックス処理しました。
まずは、流れ止めをゴムバンドで固定しておきます。
サイドエッジ研磨
エッジの状態は、いいとは言い難いです。まあ、その為のメンテですから気にしません。レースに使うわけではないので、基本の90度で削っていきます。
自分が持っているファイルガイドは、88/89度用で90度はガイド以外の面を使うしかありませんが、昔からこんな使い方をしています。サイドエッジ上面のボーダーをボーダーカッターで削る必要は今回なさそうなので、省略しました。
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エッジのサイド面を均一に出そうとするとそれなりに削る必要がありました。
削ると滑走面側にバリがでるので、こちらはエッジの焼き付きを研磨する砥石で取り除きました。
滑走面の掃除
滑走面もそれなりなので、メタルのスクレッパーで面を出すように軽く削っていきます。その後に真鍮ブラシ→馬毛ブラシで滑走面のごみを掻き出します。
次は、ワックスリムーバーで滑走面をきれいに掃除します。その後にナイロンたわしの粗目→細目で磨きます。
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剥がした状態
ワクシング
まずは、ベースワックスを施しますが、直ぐに剥がすのでワックスは直塗りで滑走面に均一に塗り込んでいます。その後はアイロンで溶かして定着させます。ワックスが冷えて硬化したら剥がしてしまいます。
滑走ワックスは、Holmenkolの黄色(0~-8℃)とHolmenkolのWAX-ADDITIV AS ULTRA(人工雪に合うらしい)を混ぜました。混ぜると言ってもこちらも直塗りです。後は、アイロンで溶かして定着して終了です。
まあ、滑ってみないと分かりませんが、特に問題なく滑れると思います。中古の板を買う場合は、チューニングショップに出すか自分で仕上げるかを覚悟して買いましょう。
中古は、ショップの使用済み試乗板をチューンアップして出しているのがいいかもしれません。
ひとまず、初すべりの準備は完了です。雪とコロナの状況が心配ですが、今シーズンもしっかり滑りたいと思っています。
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