スキーシーズンも終わりか【意識を変えたら発見あり!】

Ski

3月2日菅平コンディション良し

 2月にプライズ検定を受験して菅平スキー場のコンディションは悪化するだけかと思っていましたが、奇跡の降雪でコンディションが回復していました。HP上は150cmの積雪です。ということで、昨日(3月2日)クラブのM夫妻と一緒に滑ってきました。

 スキー場のレポートが目的ではなく、意識の持ち方を間違っていたと痛感したので自分の備忘録として書いています。

意識って難しくそして大切

 スポーツをする人は、それぞれ何かを意識してフォームを改善していると思います。前回、プライズ検定に惨敗して、「膝を尖らす」というキーワードの話を書きました。それと自分の課題の内足がうまく使えていないという事にも触れました。

 プライズ検定前の自分の意識は、「外スキーに体重を預ける事」に集中していました。外脚が決まれば、自然と内スキーはいい位置に入ると思っていたからです。昨日は、全く意識を変えて「内脚を折り畳む事」に集中して外脚は外力に合わせていくだけで滑りました。

何が見てきたのか

 内足に荷重する方法が見えてきました。実に単純な結果でしたが、内脚を屈曲させれば荷重が出来るという事です。そんなの当たり前と言える人は、既に内脚への荷重が自由に出来る方だと思います。

 今までは、レールターンでも重心を少し内側に移動させる感覚があったのですが、無くなりました。膝を尖らせて、内脚を少し外旋させて、そのまま重心を下げるように内脚を曲げるだけです。重心の左右移動なしで、重心を板に近づけるだけで意外に簡単にレールターンが出来ます(少し慣れは必要でしたが、、、)。

具体的な体の使い方とは

 体の使い方としては、内脚だけ「少しガニ股にして重心を真下に下げる形」になります。この運動量は少ないですが、膝を尖らせておけば内脚外旋で内スキーの荷重位置が内スキーの中心から板のアウトエッジに移動して、重心を下げる事で荷重されるので自然とレールターンになります。重心は両スキーの真ん中のままです。外脚は自然と内脚に追従します。

 この感覚を普通の滑りの中に取り込んでいくのですが、そんな簡単な作業ではありません。レールターンで存在する内スキーへの荷重感覚が、なかなか感じ取れません。しかし、荷重感覚が希薄でも、うまく内脚が折り畳めれば「2本のレールシュプール」が現れます。

両方の内側広筋(太もも前方内側の筋肉)がつった

 遅いお昼ご飯後に滑り出して1本目で、両方の内側広筋がつりました。思った以上に外スキーインエッジを踏んでいたという結果だと思います。外スキーへの意識はほとんど置いていませんが、内脚を折り畳めば、結果外脚は外力に対応してインエッジを押すことになるという証明ではないでしょうか?

 内側広筋は、膝伸展筋なので伸展していた可能性もありますが、外力対抗と自分は考えています。内脚での荷重感覚が希薄(踏めてない)なので外脚に負荷が集まっているはずで、これで内脚への荷重感覚が濃厚になれば2本の板へ荷重分散がなされて、内脚が使えるようになった事への証明になると思います。

内膝を体の外に押し出せ

 今回の結論は、内膝をしっかり曲げて体の外(=ターン内側)に押し出すという事でした。これが内傾角を作るという自分の身体操作方法です。自分の感覚としては、内側股関節を内脚内くるぶしに近づけるというものです。

 これで自分の中で内傾角をコントロールする運動方法が確立しました。まあ、これで本当に弱点克服が出来るかは分かりませんが、今までより格段に明確な運動方法です。

 重心を内側に運んだ結果内傾角が現れるのではなく、内脚の折り畳みで内傾角が作られて、その結果「重心が内側に移動したように見える]だけで、実際には、「重心が板に近づいた」という事になります。

 もう少し滑りたいですが、厳しいかな~。

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