フェンダーレス化に伴いリアインナーフェンダーを装着しました。掃除しにくいリアサスの汚れ軽減にも必須のアイテムと思います。
Puig(プーチ)は、1964年創業のスペイン老舗パーツメーカーです。スクリーンの方が有名かもしれません。今回初めてPuigの製品を購入したのですが、部品が届いて検品してみると、フェンダー側全ての固定点は、ゴムブッシュを介しており設計思想的にとても好印象でした。強度的に弱そうな部分もありませんでした。
参考 ZX14Rの前に乗っていたZRX1200Rでは、カーボン製の製品でしたが、右タイラップ固定+左リジッド固定でした。チェーンガード側に設計的に弱い部分があって、徐々に劣化が進み折れるなと思っていました。交換後2万キロ弱で結構劣化していたので、そろそろ寿命と考えていました(2万キロ持てば優秀?)。ZX14Rに乗り換えたので破断を経験する事はありませんでしたが、時間の問題で折れたと思います。
話をZX14Rに戻して、右側の車体側固定は、車両側パイピングガードとネジが共有で、ブラケットを介して固定です。ブラケットとは、フェンダー側でブッシュを入れてしっかり2点止めです。
まずは、このブラケットをアクリルスプレーで黒く塗装します。見た目と防錆を考えて、ここは必ずひと手間かけましょう。
右の写真は、車両の右前方から後方に向けて撮影しています。写真では、フェンダー側の後方固定点がパイプに隠れて見えていませんが、2点固定です。シルバーのボルトで固定されているのが、黒く塗装したフェンダーブラケットです。
下の写真のサイレンサー下に見えるのが、左後方の固定点でブッシュありです。
ヒールプレート後方にある、左前方固定点もブッシュを介して固定しています。各部のクリアランスも問題なく、車体との干渉もありません。現在、交換後3500km程度走行していますが、異音その他なく快適です。
フェンダーの後端位置は、タンデム用のヒートガード後端とはぼ同じ位置です。フェンダー単品の映像だと少し短く感じますが、実用にして十分な長さですし、泥除け性能にも満足しています。
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