今年は、裏庭に筍がたくさん出ました。
これは、春の出来事としては素敵なことですが、裏庭管理者にとっては厄介な問題です。例年であれば、7-8本でしたが、今年はトータル22本でした。
毎朝、地面から2-3cm顔を出した筍を見つけて駆除します。
そう、駆除なんです。駆除しないと裏庭が、あっという間に竹林にされてしまいます。
自分のなかのルールは、「新鮮なうちに駆除し、全て食べつくす」です。
もし、10cmぐらい顔を出していたら管理人の負けです。別に負けてもいいのですが、姿を見せたら速攻逮捕すべく勝負しています。
勝負の背景は、地中で育った部分のみを狙って食べる、「最高の味」を「最小量」というコンセプトだからです。
タイトルに近づかないですね、、、
筍の皮は当然食べられません。
管理人は最初は皮を一枚一枚剥いていたのですが、そうするとごみの量がが増えます。なので、上から1/3くらいをバッサリ切って、残り2/3の上を中心近くまで切り込み、下部は外周に近くなるように斜めに切り込みをいれます。
上部に指をいれて、一度に皮を脱がせるように取り去ります。
円錐形の筍が取り出せます。
皮の着物の下から、先程切り落とした上部1/3を差し込んでごみをコンパクト化して新聞紙などでくるんで廃棄します。
後で知ったのですが、料理人は、皮に斜めに切れ目(2か所に)を入れた状態で茹でるそうです。茹で上がった後に皮を脱がせるらしいのですが、それでも管理人は脱がせるのが先です。理由は簡単、大きな鍋がないからです。
鍋に入らず筍を分割するときは、上下で分割してくださいね。左右に分割にすると竹の節になる部分に、茹でる時に入れる「ぬか」が侵入して後で除去するのが面倒です。
筍は、取ってから時間がたつほど「あく」が強くなるなので、手に入れたらなるべく早く茹でてください。
筍は、タンパク質が多い事を知っている人は意外に少ないかもしれません。私は知りませんでした、、、
筍の栄養成分(100gあたり)
- タンパク質:3.6g
- 糖質:1.5g
- 食物繊維:2.8g
- カロリー:26kcal
ブロッコリー:4.3g、しそ:3.9g、カリフラワー:3.0g(いずれも100gあたり)が、タンパク質豊富です。枝豆は、11.7gでトップクラスですが、カロリーも135kcalと高くなります。多くの野菜は3gに届きませんので、筍は優秀です。アスリートにお勧めですよ。
キッチンうみさんのページを参考にさせて頂きました。https://www.kitchen-umi.jp/nutritional_06.php
上の画像は、5月13日のものですが、崖側の筍は成長してこのレベルになっていました。これが、自分の庭で成長すると思うとため息がでます。
しかし、とにかく駆除してタンパク質豊富な筍をたくさん食べるのが、二風庵の春の行事です。
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