東京都主管B級検定員検定
昨日(3月11日)菅平高原スキー場でB検を受けてきました。自分のクラブは都連所属なので当然都連主管の検定での受験となります。検定員検定なので、実技が準指導員検定会でのジャッジを3種目行います。それと筆記試験を受ける事になります。
実技試験
パラレルターン大回り:裏太郎シーハイルゲレンデ
プルークボーゲン:天狗ゲンレンデ
基礎パラレルターン小回り:裏太郎ファミリーゲレンデ
以上の3種目をジャッジしました。斜面は少し緩んでいましたが、いい天気で良好な検定条件だったと思います。
パラ大回りは、皆さん良かったと思うのですが、プルークボーゲンと基礎パラ小回りは少し練習不足感がありました。「種目違い」と思わせる滑り、外脚の体重を乗せられず「外スキーを押し出している」滑りが結構見受けられました。
自分が、正指導員を受験した時に気をつけていた「SAJの教える運動」を正しく表現しようとしている滑りには、合格点を出しました。
筆記試験
マークシート方式ではなく、解答用紙3枚に記入していくオーソドックスな記述式試験でした。設問数は14題で、総数89問でした。その内の2問が論述問題でしたが、それ以外は「語句の記入」と「語句の選択」です。
時間は、90分で60分以降は退出可能となります。問題数は多いですが、60分あれば十分回答できます。
出題も、指導員・検定員規定、指導員検定・バッジテストの種目と設定斜面、ジャッジの観点、検定の意義と理念、等の当たり前な部分の勉強で十分合格基準の60%は獲得できる内容でした。他都道府県連もたぶん同様の傾向ではないでしょうか?
ちなみに、数えてみると「語句の選択」が52問=全体の58%でした。普通に勉強していれば落とすことはないでしょう。
正指導員検定とB級検定員検定を終えて
今回、準指導員検定会でジャッジをしてみた強く思ったのですが、スキー指導員検定は「SAJの考えるスキーを指導できる人」を選定する試験であるという事です。
落とすための試験ではないということです。SAJの広めたいスキーを理解して、それが表現できれば「全員合格」します。
自分は、遠回りをした感が否めません。今シーズン、準指導員や指導員を受験して、うまくいかなかった方々は「SAJ指導者に必要な要素」を見せられずに「異なるもの」を見せてしまったのかもしれません。過去の私のように、、、
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