スローライフのガジェット【骨伝導ヘッドフォン】

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骨伝導式結構便利かも!

 少し前の話になります。先月の乗鞍ヒルクライムで、Kさんが「骨伝導式ヘッドフォン」なるものを体験させてくれました。今まで使っていたイヤホンが、左右有線接続式のブルートゥース式イヤホンだったので完全ワイヤレス方式に買い換えようと思っていたタイミングでした。

 ストレッチや簡単な筋トレ時にBGMを聞くために使用していたイヤホンですが、意外に左右接続の電線が邪魔になるので完全ワイヤレスに惹かれていました。Kさんの骨伝導は、上級機種で音も装着感も良くてびっくりしました。

 これはいいかもと思い、大会後自宅に戻って手頃な価格のものをamazonで物色してみました。

新品から1時間くらいはエージングが必須?

 流石に2万円とかの高級機は考えずに、3000円程度のものにしました。「G20」という機種名でした。

 接続して音楽を聴いてみると「なんじゃこりゃ!」という音質でした。ドラムのハイハットは全く聞こえてきません。まあ、でも新品スピーカーもエージングが終わるまでは本来の音は出ないので接続状態で音楽を流していると、30分くらいで音質に変化が現れて高音側が改善されてきて1時間くらいするとまあ普通に聞ける状態になりました。

 一時はどうなるかと思いましたが、トレーニング中のBGMとしては及第点です。但し、音楽をまじめに聞くならもっと高級機でないとダメだと思います。Kさんのものは、音質と音像が綺麗で数段勝っていました。

 左の写真は、充電ケーブルを接続した状態の写真です。充電ケーブルはUSB-TypeCが本体側です。このコネクターを接続するには、「ハッチ」を開けるのですが、このハッチと本体の樹脂成型はかなりきっちりと出来ていて安心して使えています。

 だいたいこのハッチって壊れますよね。G20は、本体とハッチは同じ樹脂材でヒンジ部もフリーなのでねじれて切れる事は無さそうです。但し、乱暴に扱うと壊れると思います。

装着感は個人で評価が分かれるでしょうね

 上の写真で分かるように、耳の上側に逃げる構造になっている部分の剛性が強そうです。この部分がねじれて発音体を皮膚(骨?)に密着させるようには機能しないので、密着するいい場所をうまく見つけないと音圧が低くなりますし、時間と共に痛みが出ます。

 Kさんの高級機は、この耳逃げ構造の剛性が絶妙で「少し捻じれ」て皮膚(骨)への密着を調整(補正)してくれていました。まあ、金額の差でしょうからここは許容範囲だと思います。

 結論としては、安いものでも十分に使えます。まあでも個々人の目的でしっかり選択しないと失敗すると思います。

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