7月26日にクラブの仲間達と富士スバルラインを登りに行く予定が、コロナ状況の悪化により中止となりました。しょうがないので、本日(7月24日)、天気はイマイチでしたが、EC90の試し乗りで宮ケ瀬湖の鳥居原まで軽く走ってきました。
地図で見ると自宅から23.7kmで往復でも50kmは無くちょっと走るにはいいコースです。厚木や伊勢原の人は良く利用しているのではないでしょうか。少しきつい登りは土山峠くらいで、初心者の方でもオーバーペースに注意すれば大丈夫だと思います。
EC90レビュー
- 表面の硬さは十分許容可能
- 前後軸の上下たわみはかなり少ない(剛性が高い)
- 座面は必要にして十分
- 走行シーンで着座位置を前後に移動しても違和感なし
今回の試走では、大きな問題はありませんでした。友人のN氏は表皮無しのフルカーボンサドルを使っていますが、彼曰く「う~ん、硬いけど大丈夫だよ!」という感想が、実感として共感できます。
全長が通常のサドルと比較すると30mm程度短いので、レールも短くなり、上下方向のたわみ量が抑えられるのは理解できます。今までの初代スペシャライズドのチタンレールはある程度しなっていたというのを、今回初めて意識できました。
但し、このしなりは、筋肉の腱への負荷を軽減してくれていたはずなので、力が逃げずダイレクトに踏める代わりに疲労やケガの元になる可能性があると思います。
今回表面の硬さは、私は気になりませんでした。しかし、剛性は明らかに高いので筋肉と腱への負担が増加し、その結果、早期に筋腱にダメージが蓄積すると痛みが出ます。「表面の硬さ」ではなく「剛性の高さ」が原因で、全く合わないという人も必ず出ると思います。
注意点としては!
- 剛性低めのサドルと相性がいい人
- 股関節の可動範囲の狭い人
- ハムストリングス(太もも裏の筋肉)が硬い人
- 現在サドル沼にいる人
上記に当てはまる人は、痛みが出る可能性が高いので少し注意が必要かと思います。サドル沼で痛みに悩む人は、要注意ですが、剛性に悩んでいる人は、高剛性サドルのお試しとしては安くていいと思います。
今回は、表面の硬さとサドル剛性の違いを実感できていい経験になりました。後は寿命ですが、これは使っていかないと分かりませんので時期が来れば記事にしようと思います。
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